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無外流とは
1680年(延宝8年)、辻月丹資茂により開かれた剣術の流儀です。
華美を廃し、質実剛健な実戦の剣です。「禅理をもって教導する」といわれるほど、禅と密着しています。
無外流居合兵道は、その無外流よりまとめ上げられたもので、座業のみならず立ち居合も多く含みます。
無駄のない、無理のない動きで、筋力に頼らない剣は、歴史上の人物では、新選組の斉藤一(のちの藤田五郎)が無外流だったという説があります。
また、ドラマにもなった小説『剣客商売』の主人公は、無外流の使い手・秋山小兵衛です。そののち火付盗賊改方長官(鬼平こと長谷川平蔵)も
秋山先生の、お噂を耳にしており無外流を稽古していた時期があったことが古書に残っているそうです。(あくまで噂です)
合理的な身体操作と、古流を残した動きに多くの学びがあります